約100万通りの置換を定義して、約4万行のリストに含まれる置換前の文字列を置換後の文字列に変換したかった。※「A3B2C14 を C56D4F789」のような感じを4万行分。
以前に数百行程度で同様の作業をフリーソフトの「連続置換さん」で対応したことがあった。また同じようにすればいいかと思っていたところ、100万行オーバーの影響で連続置換さんで定義が読み込めずフリーズ。
やばっ。どうしよう、、
やりたかった作業
①旧会員番号 → 新会員番号 へ置換するための約100万パターンの置換を定義
②旧会員番号が記載された約4万行の移行会員リストを①の100万パターンの置換の定義で 旧会員番号 → 新会員番号に置換
↓旧会員番号セルの文字列を新会員番号の文字列に変換したい↓
※約4万行のリストの中に100万パターンの置換定義の何が含まれているかは不明です
まさかの連続置換さんが使えない。とりあえず検索してみた
連続 置換 ソフト などで適当に検索してみると、「連続置換さん」以外にもありそうだけど、定義が最大100件までなどの制限があったりで、この作業だけで何日も過ごすわけには当然いかないし。あせっているとろくな検索もできない、、
落ち着いて検索しなおし。見つけました「EmEditor(エムエディター)の連続置換機能」
置換ダイアログで、[連続置換] ボタンを押すと、ダイアログ ボックスを拡張し、複数の検索/置換の組み合わせが指定できるようになります。そして、[すべて連続置換] ボタンを押すと、指定した文字列に一致するすべての複数の文字列を一括して変換することができます。これにより、置換機能を頻繁に使う操作をより速く直観的に行うことができるようになりました。
↑とは書いてはあるけれど、それなりの価格なのが原因か、利用方法がネットで見当たらない。背に腹は代えられぬということで年間サブスクリプションプランで6,160円 (税込)で購入。
※購入後、すぐに利用可能です。
キャプチャにある「検索」「置換」はどうやって設定するの?一括アップロードできるの?置換定義とファイルはどうやって紐づけるの??
作業前まではまったく解らなかったので使い方メモ↓
EmEditor(エムエディター)の連続置換機能 を使ってみた
置換定義内で偶然に文字列が一致してしまう可能性があるので文字列の先頭と最後にリストに含まれない文字列をセットしておくことをお勧めします。今回の場合は ( [ )
※偶然の文字列の一致で一度失敗した
左セルが「置換前」、右セルが「置換後」です。
↓↓定義が読み込めた↓↓
約100万パターンの置換を定義したTSVファイルのインポートに約15~20分かかりました
ここでも文字列の先頭と最後にリストに含まれない文字列をセット。今回の場合は ( [ )
↓↓置換できた↓↓
約100万パターンの置換の定義から4万行を置換するまでに約1時間ほど時間を要した
感想・まとめ
- 使ってみればシンプルな構造だし簡単だった。
- 置換自体が、秀丸に比べ尋常じゃなく早い。体感で100倍以上のイメージ
- 年間約6,000円、、いい加減に秀丸はやめようかと思っていたしいい機会と捕えよう。
- 置換のCtrl+Hに一向に慣れる気配がない。Ctrl+Rしてしまう
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